岡山県真庭市仲間

2018年05月01


日本の滝百選に戻る

Road Map :R313沿いの足温泉の直ぐ北側に日の谷の集落がある。そこが登山口。
Route Map:日の谷の登山口には駐車地が無いので歩道の広い個所に停める。か?。
日本の滝百選』  滝見遊歩道が整備されていたが、一部、崩壊していた。
おかやま旅ネットのHPから
  両岸に絶壁が迫り,人がやっと通れるほどの間を滝が落下している。
滝壷は径5mで,深い淵となっている。滝の上には古木が茂り,幽玄な趣を演出している。
龍頭の滝
実際に龍頭の滝を見た時は狭い岩間に流れ落ちる魅力的な滝に見えたが、カメラマンの腕が悪いのか、写真映えしなくてがっかりだった。 滝口まで行ければ巻き返しが出来たのかも知れないが、小心者なので行くことが出来なかった。
今日の岡山県散策
  津黒山山乗渓谷 → 龍頭の滝
龍頭の滝 (落差13m)
”龍頭の滝”は過去2回、滝見出来るチャンスがあり、1度目は '11年07月に櫃ヶ山を登った時に下りで滝分岐を通ったが、邪魔くさくて滝には行かなかった。2度目は今年の '18年02月に櫃ヶ山登山口まで来ていたのだが、他の滝見を優先する為に割愛してしまった。 今回は3回目の正直になるので、じっくり滝見しておきたい。
りゅうずのたき
散策時間:1時間08分(滝見だけなら15分で行ける)
日の谷登山口の直ぐ近くに車を停められる広いスペースがあるが、反則切符を切られる可能性があるので、自己責任でどうぞ!
一旦は日の谷集落に近い歩道に車を停めようとしたが、思い直して久納集落の登山者用駐車場に車を停めることにした。と言っても同じ歩道ではないか。
10時34分に歩道を日の谷集落に向けて歩き始める。
'11年07月には、ここから ”櫃ヶ山”に登っており、下山時には ”龍頭ヶ滝”分岐を通っているのを覚えている。その時には何故か滝へは足が向かなかった。
日の谷集落の路地を抜けると登山口が出て来る。
遠い様に見えたが、5分程歩くと日の谷集落に着いた。
”龍頭の滝”から流れて来る沢沿いに登山道が伸びていた。
櫃ヶ山と龍頭の滝のしっかりした道標が出て来て助かった。
所々に小さな無名滝が出て来て、沢水の透明度は高く綺麗だ。
大雨の時には登山道にまで水が流れている形跡があった。
木製橋で左岸から右岸に渡る。 この橋はしっかりしていたが・・・
左、龍頭の滝、右、櫃ヶ山への分岐に着く。
後で判ったことであるが、左の龍頭の滝方向からも櫃ヶ山に登れる様だ。
沢に沿って左岸を進んで行く。
直ぐに右岸から左岸に渡るが、この橋は結構朽ちており底が抜けそうだった。
予期せぬ警告板が立っていた。
登山口から15分程で ”龍頭の滝”に着いた。
滝口は黒く濡れた岩の上であり、ここからは滝の半分しか見えていない。
沢には滝見遊歩道として木道があったはずであるが、朽ちて残骸だけになっていた。 上流には少しだけ木道が残っていた。
ゴルジュの奥には小さく滝が見え出した。
落差13mの直瀑である ”龍頭の滝”は写真ではしょぼく見えるが、実際には滝音が響き渡り、見る場所を変えれば滝口も見える感激出来る滝だった。
落石の為、立入り禁止だったのを思い出して、滝口の崖を見てみると、今も落石をしていた。その下は先程まで立っていた所だった。
木道があった頃は少し高い位置から滝見出来たので、滝口と滝壺が同時に見られたものと思われる。
滝がまったく見えない位置に東屋が立っていた。
滝口を見たく、東屋の近くから高巻きを試みてみる。
えっ! 登山道ではないか。 偶然、櫃ヶ山へ登る登山道に出食わしたのだった。
適当に歩ける所を這い上がって行くと・・・
先程、沢に下りた所から検討を付けると、ここを下れば滝口に出られそうである。岩の斜面なら問題無く下って行けるのだが、落葉の堆積した土の斜面なので、どこでズルっと来るか判らない。悩んだ末、斜面を下るのは危険なので止めにした。
登山道を登り、滝口と思われる場所に下ってみるが、滝口より上流に出てしまった。小さな無名滝を樹木越しに見ることが出来た。
東屋にはベンチしかないが、まだしっかりしていた。
登山道で東屋に戻る。
小さな滝を横目で見ながら、下って行く。
過去には綺麗な遊歩道だったであろうが、今では階段道も殆どが埋まってしまっている。
日の谷集落の登山口に戻り、虚しい歩道歩きで駐車場に戻る。
日の谷集落まで戻ってくると眼の前に
'12年07月に登ったことのある”三坂山”が望めた。